そう見寺

城郭史上、七堂伽藍を備えた大規模な寺が城内に存在するのは、安土が最初。天正9年に創建されたと伝えられ、現在は重文の桜門、三重塔が残る。画面正面の三重塔は滋賀県甲賀郡の長寿寺からの移築と考えられている。安土山の百々橋口からの進入路という、戦略上、重要な地点に寺院をもってきたことや、その歴史の謎めいたところから、そう見寺は未だ解明されていない点が多い。